30 January 2017

いばらの道


占いが好きでよく見たりするけれど
人は生まれてきた時点で大まかな個性に分かれているのだとわかる

どうしたらいいかと相談され
私から人にアドバイスをしたって
その人の個性は違うのだから
道の選び方も違うし
個性に沿って
社会に関わりあう役割も違う


私から見たらその選択はどう考えてもいばらの道だろうと思って
そうアドバイスをするも
選ぶ道には極楽浄土のような世界が待ってるとその人はそう信じてやまない

でもたとえその選択がいばらの道であっても
そこを通ることはその人のカルマ(業)によって決められていて
必要な通過点であるのかもしれないと
自分自身の人生を振り返り思う

だからいくら親身になってアドバイスをしても
実はその人にとっては
もう決まっていることだから
意味がないようにも思う

自己実現はあらゆるカルマを払拭することによって
今の自分自身の願望の実現だけではなく
前世の思いをバトンのように引き継ぎ
実現されてゆくものなのだと思う

だから
今の思いは魂の声なんだと

占いなんて大まかな個性の判断であって
あんまり当たるとは思えないしと思いながらつい見てしまうけれど

自分自身が選択する道は
もうすでに決まっていて

人それぞれに

決まったゴールがあり
次の人生にバトンが渡されていき
いつしかそのバトンを渡さなくてもいい日が来るのだと
そう思いながら

自分の功績を外側に願うのではなく
内側に向けた精神性の向上を願うものなのではないかと思う