16 November 2015

美しき出逢い


   旭川に越してきて良く通っている自然食品店「大地」さん。

自然食品店が少ない旭川で大地さんはありがたい存在です。
野菜からお豆腐お味噌、調味料、そして旭川では本当に買えるところが少ない平飼いの卵や有機の玄米そして大豆ミートもやはりこちらで取り扱いがある旭川では唯一無二なお店です。

一見ぶっきら棒そうな店主は私にとってはとてもチャーミングな存在で、
ある時は娘にトマトをくれ、ある時はお菓子、ある時は豆を持ちふたりで鳩に餌をやったりと親しみやすさと優しさとちょっとしたインパクトでほぼ大地オンリーとなっていきました。

    あるときそんな話を誰かにしたところ知り合いを伝いわたしのところにある詩集がやってきました。

なんとそれは大地の店主、森山幸代さんの詩集でした。

「水を通して生きとし生けるものが繋がって地球という星を形成させているのだからすべての命は水を通しての共同体となろう。」

なんて美しく素晴らしい詩集なんだろう!
澄んだ風が吹き抜け、そして情景を思い起こさせるすばらしく美しい詩集。

一見ぶっきら棒な彼女のハートは
ものすごく深い愛と深慮に包まれ
深く物事に通じる才知と知性の持ち主でした。

3 November 2015

風邪のお手当勉強会

マクロビオティックの観点から風邪の手当てをする勉強会を、旭川つなぎや食堂にてうけて参りました。


  私自身も子どもも風邪を引いた時には大森一慧さんの著書から大根湯やキャベツ湿布などで乗り切っていましたがたくさん方法があってほんとうにこれで正しいのかどうか半信半疑で行っていました。
手探りで行っていた手当てもこの勉強会で手探りからしっかり本筋を掴み取ることができましたよ!講師のたまちゃん先生はほんとうに素晴らしい。噛み砕いた説明がほんとうにマクロビオティックを実践しそして体験として染み付いておられる方なんだなと思いました。
先ず、陰と陽の関係を基本としそれに基づき陰と陽を加えていくみたいな...
例えば風邪にも陰と陽の風邪あって陰の風邪なら陽の食物で手当てをする。


陰とは外から内へ
陽は内から外へ
目指すところは中庸。

はじめの説明の天秤の両端に乗る陰と陽。これはヨガの瞑想で向かう方向と同じ。すべてのものには裏と表が存在していて私たちの天秤はいつもどちらかに振れています。それを真ん中に持って行くにはどうすべきでしょう?
心の振り子が振れない為にはどうあるべきでしょう?
それはマクロビオティックの本質と同じ。
自我を小さくしていくこと。
それをたまちゃん先生に問いたところ彼女は
「すべてを受け入れる、自我もすべて受け入れキリストのようになること。そして真我になる。」

そうゆう考えもあるのか!

先日の教会もしかり、プラスしていく発想。
教会でもわたしは牧師さんに問いました。「神に愛される人間でいなさいとよくキリスト教ではおっしゃいますが...」
牧師さん「私はそれを幼少期から言われて長い間苦しみました。でも神は初めから誰をも愛しておられるのだと悟りました。」

自分のすべてを受け入れることができたとき心の振り子は遂に振れなくなり自我が無くなってゆくんだな...



1 November 2015

キリストと菜食

   土曜日キリスト教で言う安息日、ご縁があり教会に行きました。ちょうどその日聖書に基づいた食事ということでベジタリアンの料理教室と講演会がありました。
私自身も肉を食さないということもあり大変興味深くお話しを聞かせていただきました。

   聖書に書かれているノアの箱舟のお話し。増えすぎた人口を減らすために神が起こされた出来事ですが、それ以前はすべての生き物は菜食で生活していたそうです。それ以降は神の啓示、そして大洪水の後ということもあり肉を食することとなったそうです。ですが驚くことにそれと同時に人間の寿命も一気に短くなってしまったそうです。グラフにも表れていました。現代でも汚染された肉によっての感染や肉の老廃物が癌に繋がるということも言われています。

   この話は先日東川で拝見させていただいたフランスでは上映禁止された「美しき緑の星」を思い起こさせました。
この映画も必見です。

私自身はブティストですが育児の合間に教会へ行き神のお膝元で聖歌を歌い聖書の教えを聞く、一週間に一日だけでも瞑想にとても近い自分自身を客観視できる時間を持つことが出来たのは久しぶりにとても充実した時でした。
信仰が違えども私たちに語りかけていることはやはり同じで、ただキリスト教会は窓口が広く誰にでもいつでも祝福を与えておりますので触れやすいかと思います。

信仰心に何故かネガティヴなイメージを持ってらっしゃる方も多々おりますが信仰心は自分自身を本当の意味で強くしてくれます。
何故なら私たちは神の元で謙虚でいられるから。