18 May 2015

バガヴァッドギーター

バガヴァッドギーターを再び読み始めています。
当時理解出来なかったことが渇いた喉を潤す水のように身体に染み込んできます。
わたし実は今年、天中殺とゆう星周りで12年間のうち最も悪い年に入っています。新しいことはすべてうまく行かずただ耐え忍ぶ時期と言われているようです。
そこで穏やかな心持ちであるようバガヴァッドギーターを読み始めました。
この本にはヨーガのすべてが集約されているといえます。
すべてを読み終えたときふっと諸行無常の響きありとゆう言葉が浮かんできました。
すべてのことがらは儚く消え去って行くものである。

ただ、座り感覚器官を制御し内側をみ
つめる。
人生とは流れる水の如し。

14 May 2015

インドへの回想

新天地での生活、穏やかに過ぎ去りし日々を送っています。
こちらでの生活は何故か旅の風が何処かからともなく吹いてきます。それはわたしにインドの地を思い起こすさせるのです。

釈迦が悟りを開いた聖地ボドガヤでわたしは10日間のヴィパッサナー瞑想を実践しました。その10日間はわたしの人生を大きく変えることとなります。
それは、インドまでの飛行機で偶然に出逢った韓国籍のキランがヴィパッサナー瞑想の素晴らしさを着陸するまで語ったことに始まりました。それまでその瞑想法など知る由もありませんでした。

ボドガヤで彼との再会を約束しましたが、その後一度も逢うことはできませんでした。



10日間の瞑想を終えたわたしはインドの北部リシケシに迎います。そこでヨーガの道を目指すきっかけとなる先生と出逢うこととなるのです。


ヨーガとは自我を手放すための実践である。
インドでの約半年間はわたしに多くを与えました。
ヨーガを実生活で実践することにより感覚器官や肉体からくる心の反応を小さくしてこの私を越えて行くのです。
すべてのストレスの根源です。

日々は実はとても淡々と繰り返されてゆきます。

誰かと比べたり、悲観に思えたり、それは外側に向く心の反応に私たちは感情を結びつけるからです。

ヨーガの実践のみ行為を超える。
結果を求めずして。
バガヴァッドギーターでのクリシュナの言葉です。

行為とは私自身です。
私自身を放棄したときに本当の私が現れてくるのです。
それがわたしの本当の道です。







7 May 2015

新天地での旅




   

   

   


霧の街、湿原、釧路への旅。
まったく手の加えられていない大自然を一望しながら本当の美しさを知りました。
ただあるがままにそこに在る自然に勝る美はないのだと。
いくら飾り立て着飾ったとしても、真の美しさ人を感動させる美しさはそこにひたむきに生きるあるがままの姿なんだとこの広大な大地に完敗しちっぽけになりながらそう感じました。