20 December 2017

帰国


帰国しました。

留学先で現地の幼稚園に入園し
そこで同時に私たち親も学べたことは本当に珍しくラッキーだったと思います。
英語を喋れるようになってくると
人種の違いを逆に感じなくなりました。
文化は違えどインターネットが発達した今
思考や感じ方はあまり変わらないんだなと
人間と人間なので悩みや嬉しさは同じ次元で共有し合うことができます。
さらに世界は個人主義に、国としてではなく
パーソナリティーとしてワンワールドに
なりつつあるのを感じます。



PASSING THROUGHという言葉を勉強した時に
いろいろな意味が含まれているのだけれども、
「たとえば、みんなで何かディスカッションしているときに意見を言わずただ受け取る人のこともこう言う、それは人の意見を盗むと同意なんだ」

とその先生はおっしゃっていて
言葉は同じでも意味合いが
国によっては異なる
文化の違いを感じました。

英語は単語の意味合いがはっきりしていて
日本語のようにぼんやりとした言葉はなく
そうゆう風に英語で伝えると
必ず「どういう意味ですか?」
と聞き返されてしまいます。
具体的に何を言いたいかを伝えなければいけません。
空気を読み
相手に同調する
という文化は
少なからず英語という言葉には
ないように思います。
わたしのパーソナリティーとしては
英語のほうが以前よりとても快適に過ごすことが
できていることに気が付きました。

フィリピンという国はとても人口が多く生きずらい国に感じます。
けれどインドもそうだったのですが人口が多い分
街中で人同士が窮屈に重なり合ったって
誰も文句は言わず協調性を重んじます。
けれど身内の繋がりがとても強く
それを超えて親しくなるのはゼロに近い気がしました。
南の国らしさはシティーには全く感じず、
というのも人口増加で交通量が物凄く空気が悪いうえに
みんな忙しそうに日々を過ごしていたからです。

ですが帰国前に旅したBANTAYAN ISLANDは透き通る海と
ゆったりとした時間の流れに
これぞ南の島
というのを最後に味わって

どこへ行ってもそうなってしまいますが

最終的には
帰りたくなくなってしまいました。