15 May 2017

自然災害

 長崎から佐賀へ、そして熊本へ。
佐賀では3000年もの間生き続けている樹木に出会いました。
佇むオーラが半端なく神々しく、神様と出会ったような感覚を覚えました。


そして震災から1年後の熊本。
熊本城へ。
城壁ぐ崩れ、勿論遠くからしか見ることが出来ず城自体も鉄骨でなんとか支えられているのが伺えます。
崩れそうな石積みを一旦崩し、一枚一枚番号をふり敷地に何百枚も敷いてありました。


そして一番被害の大きかった南阿蘇へ。所々で未だ通行止め。
山に土砂崩れの跡も伺えます。
けれど、ちょうどゴールデンウィークで去年震災の影響で訪れることが出来なかった人で街はごった返していました。街の活気を感じました。
この南阿蘇にある白川水源、こんなに美味しい水を飲んだのは生まれて初めてというくらい美味しい水でした。
美しい山々に囲まれている村なのだと実感です。


そして熊本で一番楽しみだったアンナプルナ農園へ。

有機栽培でお茶を作っているご夫婦の農園。
旦那様の正木高志さんはインド哲学を学んでおられ是非お会いしてお話をお伺いさせていただきたいと以前から思っておりました。

あいにく正木さんは不在で奥さまのちずこさんが快く迎えて下さいました。

あまり深い話はしませんでしたが、
内なる意識の中で生きているような静寂が彼女から感じられておりました。

そして、彼女にわたしは問いかけました。
「人々は何故内なる真実(魂)だけを見ようとしないのでしょう?みんながみんな手を取り合い、外側に平和を願うより、ひとりひとりが内なる魂のみを真実としたならばすべてが平和になるのに」
「わたしもそう思います。」
と彼女は静かに仰りました。

差し出されたとても丁寧に作られたお茶が静寂とともにわたしの身体に染み渡りました。