18 August 2014

お盆

お盆休み、前から宿泊してみたかった安曇野シャロムヒュッテへ。
オーナーであった臼井健二さんが3年をかけて廃材などを使い作り上げたパーマネントカルチャーとゆう持続可能な生活スタイルを提唱している場所。
シャロムの畑は自然農とゆうスタイルで、そこには普段わたしの目に触れているあの姿とはまるで違った畑の姿が広がっていた。
それは雑草は生い茂り耕すことなくただあるがままになる野菜や果実達。でも、それぞれの配置はとても計算しつくされていて、ひとつひとつの野菜がそこにいるべき場所に存在している。
けれど隣の綺麗に耕されている畑とはまるで違い一見、なんにも手入れしていなくそこに野菜や果物がなっているようにはまるで見えない荒れ果てているような畑。
「ここの野菜は決して綺麗な形とはいえない。けれど味も量もレストランに出せるくらいの野菜は収穫はできる。もちろん農薬も使わないから病気にもなるけれど、なってもまた新芽が生まれて新しい身をつけてくれる」そう、考え方なんだな。形はなんでもいいよ、そこにあるがままに存在する生体を尊重し生体系を崩さず成る実を食す。そして私たちもその生体系の一部で自然に存在するものを少しいただき、そして排便などを畑に返し貢献しこの地球の連鎖の一部となる。それがパーマネントカルチャーの形。
そう、私たちもなんの意思もなく本来であればただあるがままにそこに存在している、山があって川があり海があるように。