小6の子供のお友達の中に
兄妹の夕飯を作ったり面倒を見たりしている子が何人かいる
私は一人っ子で育ったけれど幼少期両親が共働きで家にいなく
アル中のネグレクトだったため夕ご飯を自分で用意したり
お弁当を作ったりしていたけれど
当時それがとっても嫌だった
それは周りのお友達は夕方になると母親の作った料理を食べていたし
運動会などの行事になるとみんな手弁当だったし
きっと当時のテレビドラマなんかにもそういったシーンが出てきて
それが幸せの象徴としての家庭のあり方だったんだと思う
けれど今は、幸せな家族をテーマにしたテレビドラマなんか流行らないし
ましてやテレビなんかより
YOUTUBEで個人の好みに合わせたコンテンツを選択できたりする
自分の好みで何もかも選択できる
スーパーに行って周りを気にして買い物をしなくても
UBER EATSなるもので注文できたりもする
私が幼少期に嫌だった孤独も
現代ではむしろ好まれいて
子供たちも親とのコミュニケーションよりも
YOUTUBEやゲームをすることの方を好むようだ
時代が変わると昔、普通だと思っていたことも普通ではなくなって
おかしいと思っていたことも普通になって
自分自身の幼少期に振り乱された感情はなんだったのだろうかと思う
価値観なんて所詮、大多数の価値観の中で決定され
メディアを通して洗脳されているだけなのではないだろうか
そう考えると、本当の私って
どこに存在しているのだろうか?
ただ時代に翻弄され流されているだけの
私なのだろうか?